北京五輪大会の柔道女子48キログラム級に出場した谷亮子選手は、5度目のオリンピック出場で始めて決勝進出を逃したが、3位決定戦でロシアのリュドミラ・ボグダノワ選手に内またで一本勝ちをおさめた。

　中国大手ポータルサイトの新浪網によれば、試合後、記者会見に応じた谷選手は、「もともと金メダルを目指してきた。全力を尽くしたがこのような結果になった。結果は受け入れる」と語ったという。

　また谷選手は「回りからのサポートがなければ今の私はなかった。4年に一度のオリンピックは私にとっても得がたいチャンス。世界のトップクラスの選手と試合ができたことを喜んでいます」などと語った。

　さらに、「日常生活において、しっかりとした母親でありたい」とし、「ママでも金」の夢は破れたものの、始終前向きなコメントだったという（括弧内の谷選手のコメントは、中国現地メディアが伝えた中国語報道をもとに翻訳）。（編集担当：鈴木義純）
（2008/08/09）
- 時事用語

- サーチナトピックス
- サーチナトピックス