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7連勝! おもしろくなってきました
まさに天王山3連戦

 背番号93、年俸625万円の男が9連戦を7連勝で締めた。巨人は17日の横浜戦で東野(とうの)峻投手(22)が6回を2安打2失点でプロ初先発初勝利をマーク。前日に今季初勝利を挙げた久保に続く孝行息子の出現だ。貯金をついに20に乗せた原巨人。最大13ゲーム差からの奇跡の逆転Vへ、3差で19日から東京ドームで首位・阪神との天王山に臨む。

 “東野物語”は布団の中で考えたシナリオ以上の結果だった。プロ初先発で6回2安打2失点。チームを06年4月以来、2年ぶりの7連勝に導いた右腕は初めてのお立ち台を終えると、興奮を抑えながら口を開いた。

 「初回は緊張しました。2回以降は腕が振れた。行けるところまで行こうと。ちょっと出来すぎです」

 3回まで無安打。6回2死から四球を与え、内川に2ランを浴びたが、堂々とした投球だった。

 毎晩、寝る前に目を閉じて先発する姿をイメージしていた。「シミュレーションして常に先発ができる態勢をつくっていた。その中では悪い結果にならなかった。いい気分で上がれました」。練習前に先発を告げられたが、準備はできていた。直球52、カーブ13、スライダー34、フォーク4球。持ち味を存分に発揮した103球だった。

 プロ入り後は、最終回を格好良く締めるストッパーにあこがれていた。「理想は真っすぐとフォークで分かっていても三振が取れる投手です。ヤクルトの五十嵐さんみたいになりたいんです」。短いイニングを抑えることを目標としたが、3年間は故障に泣かされ続けた。オフの自主トレから体づくりに専念し、4年目の今季、初めて先発を意識した。「今年は先発にこだわってやっていきたいんです。体もいい感じですし、充実してます」。中継ぎ登板を24試合経て、舞台に上がった。

 19日からの阪神戦にグライシンガーを回すことから巡ってきたチャンスだった。前日には同じく今季初先発の久保が勝利。2日目の谷間を埋めた22歳に、原監督は「思っていた以上。持っている力の90%以上出してくれた。久保と東野はよく投げてくれた」と称えた。3ゲーム差で迎える首位・阪神との3連戦については「いい緊張感の中でしっかりと戦っていきたい」と引き締めた。

 「これまで野球ができたのは両親のおかげなので、両親に贈ります」。年俸はベンチ入りメンバーで最も安い625万円。背番号93は周到な準備でつかんだウイニングボールを、ポケットに入れた。

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