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いつも前向きな桑田さんには脱帽です。

 元パイレーツで野球評論家の桑田真澄氏(40)が来年1月、早大大学院を受験することが16日、明らかになった。「スポーツ科学研究科」の社会人入試を受験するもので、合格すれば来年4月から晴れて“大学院生”となる。巨人からドラフト1位指名されたPL学園3年時にも早大進学の可能性があった桑田氏にとっては、25年越しで夢が実現することになる。

 都の西北。緑あふれるキャンパスに、来年4月から桑田氏が通う――。昨年、39歳にして念願のメジャーリーグのマウンドに上がった桑田氏が、胸に抱いていたもう1つの大きな夢を実現させる。早大受験。驚きの“進路”について、本人は「(米国から)帰国後、ずっと勉強して備えていました。現役の頃から、引退後は勉強をしたいとずっと思っていましたからね」と動機を説明した。

 桑田氏が受験するのは、早大大学院の「スポーツ科学研究所」。修士課程の1年制でスポーツビジネス、マネジメントなどを学ぶコースだ。すでに11月に入学試験審査は終了。大学卒業と同等の資格を得て、書類審査などを経て来年1月24日の面接試験に臨むことになっている。合格すれば4月からは早大生。平日夜間や土曜日などに、キャンパスに足を運んで机に向かうことになる。

 小学6年生の時の作文で「将来の夢は(野球の)強い高校から早稲田大学に行くこと」と書くなど、早大は幼少時からずっとあこがれていた。運命の85年ドラフト会議。PL学園3年生だった桑田氏は連日、早朝5時半に起床して1日2度の「100日祈願」を行った。祈ったのは「早大に行って巨人に入団することが理想ですが、ベストの道をください」。ドラフトでは巨人から1位指名を受け、受験はせずに巨人に入団した。それから25年越しの夢。桑田氏は巨人入団後も入学願書を取り寄せて手元に置いておくなど「いつかは…」の思いを抱き続けてきた。順序こそ逆にはなったが、合格すれば来年4月1日の誕生日に41歳になるのとほぼ同時に「キャンパスライフ」がスタートすることになる。

 「サークル活動?そんなことはまだ考えられませんよ。でも仮に合格すれば、野球を見に行ったりする時間は出来ると思う」。早大野球部の斎藤佑樹は来春から3年生。その斎藤の“後輩”となる桑田氏が、神宮に六大学野球の観戦に出掛けるシーンもありそうだ。さらに将来の指導者を目指すという点を考えても、スポーツビジネスなどを学ぶことは自身の引き出しを増やすことにもつながるに違いない。今季限りで現役を引退したKKコンビ。しかし桑田氏は、まだまだファンを驚かせてくれる。

 ◆桑田 真澄(くわた・ますみ)1968年(昭43)4月1日、大阪府生まれの40歳。PL学園で春夏計5度甲子園に出場し、優勝2度、準優勝2度。85年ドラフト1位で巨人入団。86年5月25日の中日戦でプロ初登板。同6月5日の阪神戦で初勝利。06年オフに巨人退団、07年から08年3月まで大リーグ・パイレーツでプレーした。獲得タイトルはMVP(94年)、沢村賞(87年)、最優秀防御率賞(87、02年)、最多奪三振(94年)など。オールスター出場8度。1メートル74、80キロ。右投げ右打ち。



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