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お疲れ様でした
あなたの雄姿は忘れません
あなたの雄姿は忘れません
柔道のシドニー五輪金メダリスト・井上康生(30)が有終Vで別れを告げた。柔道全日本実業団体対抗2日目は8日、横浜文化体育館で行われ、康生は男子1部で綜合警備保障を2年ぶり3度目の優勝に導いた。五輪落選後、5月に引退表明して迎えたサヨナラ舞台は「勝って送り出す」のチームメートに励まされ、先鋒(せんぽう)、大将、中堅として3試合に完全燃焼。了徳寺学園Aとの決勝は“宝刀”内またで効果を奪い、横四方固めを決めて畳を下りた。
全日本選手権後も腰痛に悩まされた。痛み止め注射を打っての悲壮な戦いだったが「恩返しができた。みんなで勝てたのがうれしい」と感謝。亜希夫人は「無理をしないで」と、最後の勇姿を見守った。父明さんも「本当の意味で最後。満点の有終」と感無量だ。
今後は「まず腰を治したい」と治療を最優先。10月に都内、11月に宮崎で披露宴が予定され、来年1月には2年間の英国留学に旅立つ。恩師の山下泰裕東海大柔道部部長は「ゼロからのスタート。この2年間が財産になる」と、指導者・康生に期待した。
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