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今シーズン序盤から味わった苦難の先に、歓喜が待っていた。逆転でつかんだ「GP女王」の座。浅田真央は「3年ぶりだし、とてもうれしい」と喜びをかみしめた。
SP首位の金妍児を追い、小差の2位で迎えた自由演技。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-2回転のコンビネーションをしっかりと跳んだ。次の単独の3回転半もきれいに着地。女子の国際大会では初の快挙となる、2本の大技を見事に成功させた。
中盤の連続3回転ジャンプの一つ目でまさかの転倒。それでも気落ちせず、「仮面舞踏会」の重厚な調べにふさわしい、力強い滑りで観客を自らの世界に引き込む。演技が終わると上を向いてミスを悔やんだが、最終滑走の金がジャンプで2つの失敗があり、逆転優勝に成功。控室で笑顔がはじけた。
転倒ジャンプ以外で回転不足の判定はなし。ジャンプの失敗続きで優勝を逃した今季初戦のフランス杯のころから、ジャンプのレベルを大きく上げた。「アクセルを2回跳べて達成感がある」。その声は弾んでいた。
これでシニアでの金との対決は浅田真の3勝2敗。「周りの方に言われるから、やっぱり意識します。すごく刺激をもらえる相手」。来季のバンクーバー五輪まで続きそうなライバル対決。「敵地」で大きな勝利を手にした。
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中嶋さんの発想がおじさん的でいいですね
国内プロゴルフの男子、女子、シニアのツアーによる団体対抗戦日立3ツアーズ選手権
第1日は12日、千葉県市原市のキングフィールズゴルフクラブ(男子7031ヤード、シニア6718ヤード、女子6040ヤード=パー72)で行われ、石川遼(17=パナソニック)が“上がり巧者”ぶりを発揮した。前半のダブルスでは最終9番のバーディーで女子に追いつくと、後半のシングルスでも最終18番で7メートルのロングパットを沈め、横峯さくら(23=エプソン)とスコアで並んだ。男子の2位発進に貢献した石川を、女子もシニアも警戒。中嶋常幸(54=フリー)からは女子に対して“遼くん悩殺指令”まで飛び出した。
17歳の高校生プロを警戒するあまり、中嶋から珍指令が飛び出した。「勝つためには女子の助けが必要。おヘソの出るウエアで、遼くんをクラクラさせてもらわないと」と全選手がそろった記者会見で悩殺依頼。女子キャプテンの福嶋が「私でも大丈夫ですか?」と尋ねると「…まあ、何とかなるでしょ!」と無責任にあおり立て、そんなやりとりを石川は苦笑いしながら聞いていた。
要所での魅せるプレーが男子に貴重なポイントをもたらした。前半戦ダブルスの最終9番、決めれば女子に追いつく5メートルのバーディーパットは1メートルフックする難しい下りのライン。「決めたら盛り上がるぞ!」と周囲からプレッシャーをかけられ、ライン読みを手伝ってもらった片山、矢野の期待も感じる。今季、幾度となく修羅場をくぐってきた17歳はこれを見事にねじ込むと、バンザイしながら派手にジャンプして喜んだ。
後半シングルスの最終18番でも7メートルのバーディーパットを沈め、土壇場で横峯に追いついた。ここでもジャンプ一番、男子チームは大盛り上がり。「いつか、ああいう劇的な場面でバーディーパットを決めてジャンプしたいという願望があった。その夢がまたかなった」と声を震わせた。注目されるほどに力を発揮する石川の真骨頂だった。
今季ツアーでは18番でもっともスコアを稼ぎ、9番でも高い確率でバーディーを奪った。ギャラリーが多く、テレビカメラも待ち受けるフィニッシュホールでの抜群の強さ。その“上がり巧者”ぶりこそがスター性の表れでもある。
「やっぱりスター選手は上がりホールで魅せますね。油断するとズキューンとやられる」と古閑がうなれば、「やっぱりあの子は何かを持ってます。遼くんは確実にマークですね」と横峯も感心しきりだった。「ショットの調子も良くなってきたし、あしたも楽しみ」という石川。お姉さまたちの包囲網をくぐり抜けて、男子に優勝をもたらすことができるだろうか。
▽競技方法 男子、シニア、女子の各ツアー代表5選手による対抗戦。1ステージ9ホールで、2日間(計4ステージ)の合計ポイントにより順位を決定する。9ホールごとにステージ1位の選手に3点、2位に2点、1位に1点と計6点を振り分ける。第1日は午前がスコアの良い方を採用するベストボール方式のダブルス。午後がシングルス。最終日は午前が交互にボールを打つオルタネート方式のダブルスで、午後がシングルス。ティーグラウンドの位置は団体ごとに異なる。
交通事故は悲劇としかいいようがありません。
映画『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンの姉ダコタが車にはねられ死亡したとTMZ.comが報じた。まだ29歳だった。ロサンゼルス市警によると、ダコタはロサンゼルスのリンカン・ブルバードを横断しようとしたのか、車の前に飛び出してはねられたとのこと。はねた車の運転手は、その場でケガの対処をし、ダコタはUCLA医療センターに運ばれたが頭部の損傷が激しく、12月10日の午後12時45分に亡くなったという。
車の運転手は酒気帯び運転ではなく、警察は運転手に責任はないとみているよう。マコーレーのスポークスマンは「ひどく悲劇的な事故が起きました。メディアは家族のプライバシーを尊重してほしい」とコメントしている。
厳しい世相はサッカー選手にも影響が出ているのですね
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大量11選手に戦力外通告を行った東京Vに限らず、世界的な金融不安の影響でJリーグの他クラブでも経営の立て直しに向けた“大型リストラ”を断行した。13位に低迷しているJ2岐阜は1日、人件費圧縮のためGK日野優(26)ら15選手の解雇を発表した。異例の大量解雇に今西和男GMは「今回は苦渋の決断だった。健全なクラブを目指さないといけない」と説明した。また、J2徳島もFW阿部祐大朗(24)、MF玉乃淳(24)ら15選手を解雇。J2降格が決まった札幌も、DF西沢淳二(34)、池内友彦(31)、MF大塚真司(32)、西谷正也(30)ら10選手に戦力外を通告した。
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日本人が表彰台独占とは凄いですね
フィギュアスケート・GPシリーズ第6戦NHK杯第2日(29日、東京・国立代々木競技場)世界女王・浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=がフリーで今季自己最高の126.49点を獲得。前日のショートプログラム(SP)と合わせ191.13点で圧勝し、グランプリ(GP)シリーズ上位6選手で争うファイナル(12月11日開幕、韓国・高陽)に4年連続で進出した。NHK杯で浅田は2006年以来の優勝。日本選手で最多のGP通算勝利数を6に伸ばした。
両手のこぶしを高く突き上げた。降り注ぐ拍手と花束のシャワーの真ん中で、笑顔を見せる真央の目が、少しずつ潤んでいった。
「アクセル(3回転半ジャンプ)を2個跳ぶことができたので、それがうれしかった。攻める気持ちを忘れずにできたのがよかったです」
漆黒のベルベット素材にレースを大胆にあしらった妖艶(ようえん)なコスチューム。ハチャトリアンのワルツ「仮面舞踏会」に乗り、大胆に跳び、華麗に舞った。4季連続のGPファイナル進出を決めた今シーズン自己ベスト(126.49点)の演技に、世界女王の気迫があふれていた。
冒頭に予定していた3回転半のコンビネーション。「何か危ないかなあと思って…」と急きょ単発の3回転半に変更した。一方で、直後の単発3回転半を「コンビネーションを跳ばないと意味ない!」と2回転トーループを加えた。瞬時の判断で柔軟に対応した。
2つの3回転半が成功すれば女子の国際大会では史上初の快挙だったが、2度目のジャンプは回転不足とジャッジされた。記録には残らないものの、それでも「この試合で跳ぶ、と決めていた」という強い意志が宿っていた。前回のフランス杯(167.59点)の失敗から悩み続けた“ジャンプ不安症”を自らの手で克服した。
演技終盤は今季から師事するタチアナ・タラソワ氏(61)が振り付けた激しいステップの連続。転倒せず初めて“完走”した真央は最後の最後、決めのポーズでバランスを崩し、ズルッ! 「倒れるくらいまでやったら、最後、ちょっと倒れかけました」とおどけた。
さあ、頂上決戦だ。GPシリーズで2戦とも190点以上を挙げた金妍児(キム・ヨナ、18)=韓国=に対し、堂々の191.13点を手に挑戦権を得た。今季初めての直接対決となるGPファイナルは、完全アウェーの韓国開催。2年連続で金に敗れ2位に泣いた真央に、雪辱の時がきた。
「韓国料理を食べるのがまず楽しみで、(金との)対戦も楽しみ。今日(29日)よりもっといい演技ができるようにしたい」。自信を取り戻した真央に、宿命のライバルとの一騎打ちが待っている。(佐藤ハルカ)