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いつでも笑顔のあなたはとても強かった
力を与えてくれました
ありがとう・・・・・お疲れ様・・・・

 いろいろなことが台風のごとく過ぎ去って、今はさわやかな風が吹いている心境。限界に挑戦できて、陸上人生に悔いはない--。日本女子陸上界初の五輪金メダルを獲得してから8年。00年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手(36)が28日、現役引退を表明。東京都内のホテルで開いた約50分間の会見で、自身の競技生活を振り返った。

 会見の冒頭で高橋選手は「本日をもちまして現役引退を決意しました」と、引退を宣言。理由として自らの体力的な衰えを「『プロ高橋』として、堂々と皆さんの前に出せる走りができなくなった」と表現した。「最初から(優勝が)無理だと分かっているなら、退いた方がいい」とも。高橋選手の「トップアスリート」としてのこだわりが、最終的に競技人生に幕を下ろす決断につながった。

 ただ、8月下旬には代理人に引退の気持ちを打ち明け、8、9月は寝られない日が続いた中で練習し、悩んだという。今月10日に所属先のファイテンの平田好宏社長(55)に「『環境をつくってくれたのに走れなくて申し訳ない』と伝えた時は涙が出た」と打ち明けた。

 05年5月、10年間指導を受けてきた小出義雄・佐倉アスリート倶楽部代表(69)の元を離れ、専属スタッフと「チームQ」を結成。04年アテネ五輪出場を逃した雪辱を果たすべく、今夏の北京五輪に照準を絞って調整を積んだが、代表選考会の名古屋国際(3月)では27位と「惨敗」に終わった。その浮き沈みをすべて踏まえて、自身の競技人生を「完全燃焼」と言い切った。

 会見の最後には「ファンの皆さんが私を支えてくれ、走った後は『頑張ったね』と声をかけてくれた。皆様に『ありがとうございました』、そして『これからも頑張ってください』とエールを送りたい」。多くのファンに愛された「Qちゃんスマイル」に、最後の最後で涙が光った。

 ◇「尚子ロード」の徳之島からも「本当にお疲れ様」

 高橋選手はほぼ毎年、鹿児島県徳之島で合宿し、練習に使った道路は「尚子ロード」と呼ばれている。

 地元、天城町の宮田益明・観光協会長(61)は、28日午前8時半、関係者から引退の一報を受けたという。

 宮田さんは定宿の「ホテルサンセットリゾート」(天城町)の社長として合宿を支援してきた。「来年の名古屋国際の前に合宿をしたい」と打診を受け、その際には町民総出のセレモニーを企画していたという。

 宮田さんは「今後も陸上に携わって、自分を超える選手を育ててほしい。本当にお疲れ様。いつも笑顔で気さくだったが、小出義雄監督から独立後は、競技だけでなく経営や人間関係など1人で責任を持ち、心の負担が大きかったんだろう」とねぎらった。



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